人気記事
    スポンサーリンク


    ブログ内検索




    毎度のご訪問ありがとうございます。
    どうぞごゆっくりとお楽しみください。


    二性を有するドイツ語名詞がある?


    ドイツ語の名詞には性別として3つある。
    男性名詞、女性名詞、そして中性名詞。

    どのドイツ語単語(名詞)を名指したとしても、
    その名詞には性別が少なくとも、一つある。

    ドイツ語名詞には一つの性別が割り当てられているという。
    それが常識と思っていたのですが、本日(2017年6月16日)、
    遅すぎかも? ここに来て、これを契機として、
    その常識と思っていたことを壊すような事実を体験しました。
    別に目新しいことでもないのかもしれませんが。
    わたしの認識不足故の気付きに過ぎないのかも知れません。


    我が家にある家庭電化製品の一部が壊れてしまったので、
    メーカーに問い合わせメールを書き送った。

    もちろんドイツ語で書くしかありません。
    日本語メールが送り付けられてきたら、
    受け取った側はどうしようもないことでしょう。

    日本語文字を一度も見たこともない担当者だったら、
    もしかしてこれはスパムだということで
    即刻削除のキーを押して目の前から消してしまうに違いない。


    直ぐにも代替の部品が必要。
    これなくして機械を操作することが出来ない。

    メーカー宛に問い合わせのメールをドイツ語で認めなければならない!

    日本語風の、時候の挨拶から始まる手紙を書くのではない。
    お天気の話から始まるドイツ語メールなんて読んでいる暇はない!
    と相手側は思うに違いない。

    突然、緊急の必要に迫られてしまった。
    代替部品の入手がどうしても必要なのだ。

    相手側にドイツ語メールで知らせるのだ。
    目的ははっきりとしている。

    自分の気分やら思いやら自分が今日何をしたのか、
    お天気はどうか、などという私の、今日の、
    日記的な動静を知らせたい訳ではない。
    単刀直入にドイツ語で Zur Sache だ。Zur Seite ではない。

    壊れてしまった部品の代替品が至急必要です、
    ですから直ぐにも送ってもらいたいのです。

    どのように書き表そうか。
    もちろん、こちらが欲しいものを直ぐに送って貰いたい、と。

    何を送って貰いたいかというと、代替部品である。
    それがあるのかないのか、まず聞いてみる必要もあろう。
    在庫はあるのか。
    あれば幾らするのか、
    値段も聞いておく必要があろう。

    べらぼうな価格だったら、部品を換えるよりも本体自体
    の新品を買い換えた方が結局は安く付くことになるかもしれない。
    良く言われたものだ。もう20年も使用を続けている機械だが、
    電気系統等での故障ではない。

    当該代替部品の在庫はあるのかないのか。
    あるならばその一個の値段はいくらなのか。

    なければ諦めるしかない。
    ないと判明したら新品を買うしか選択肢はないのだろう。

    もしあるなら直接自宅に送付して貰えるのかどうなのか。
    代金支払いはどうするのか。あるのかないのか。

    いろいろと問い合わせたいことが浮かんで来る。
    が、まずは代替部品があるのか、幾らするのか、
    この2点についてだけでも緊急に問い合わせよう。
    コンタクトを早急に取るのだ。

    メールソフトを開いて、ドイツ語メールを書く態勢に入った。
    我が家の、御社家電製品の一部が破損してしまった。
    代替部品はありますか?

    ところで、この部品はドイツ語でどう称するのだろうか?
    分からない、知らない。

    でも何をするものかは自分では分かっている。
    だから自己流ドイツ語訳してみた。

    ”Temperatur-Regulator Knopf”

    業界ではこんな長ったらしく表記することはないだろう。
    それは分かっている。でもドイツ語定訳は知らない。
    これで相手側に通じるだろうか。

    で、代替部品ってドイツ語でどう表現するのだろう????
    ちょっと困った。

    長らく使ったことがなかったので、頭の中を探し回って
    ようやくそれらしいとおもわれる単語が甦ってきた。

        Ersatzteil




    で、この単語の性別はどうなっているのだろう?
    まあ、単語自体が何を意味しているのか示しているので
    性別云々は別に大きな問題ではないだろう、
    と自分勝手に思ったものの、自分としては定冠詞やら不定冠詞抜きの
    当該名詞使用は極力避けたい。
    そう、出来ることならばプロらしくドイツ語を書きたい、と常々念じている。

    たしかこれは男性名詞じゃなかったか、と私は思った。
    そうだそうだ、男性名詞だ、ということで男性名詞として表現した。

    Wir brauchen dringend einen Ersatzteil dafür.

    翌日の朝、昨日は祝日だったので、休業、つまり2日開けた今日、
    午前9時過ぎ、担当者の始業時間が過ぎた後か、
    業者から返事が返ってきた。

    素晴らしい! 即返事が返ってくる。

    即返事が返ってこないメールの問い合わせを何度か体験しているので、
    こうやって直ぐに返事が返ってくるとその会社を一流と評価してしまう。

    Sehr geehrte Miele Kunde!

    Sehr gerne senden wir Ihnen den Ersatzteil zu.
    Das Ersatzteil kommt per Rechnung.

    簡単な返事が返ってきた。
    よく見ると同単語の性別に拘っていたわたしを笑っているかのようではないか。
    den Ersatzteil ということで男性名詞であることを再確認してくれたのだろう、
    と思った。

    Das Ersatzteil と中性名詞として書いているのはどういうことなのか!?
    同担当者の誤認か、と思った。

    オンラインドイツ語辞書で確認したら、
    Ersatzteil は「男性」である、「中性」でも有り得る、と付記してあった。

    der Ersatzteil ← (der Ersatz + der Teil)
    das Ersatzteil ← (der Ersatz + das Teil)

    複合名詞の性別は最後の名詞の性になります。



         *   *

    電子メール、ドイツ語では? 
      
    die E-Mail とも das E-Mail とも書くそうな。 

    「女性」と「中性」を擁したドイツ語名詞の一例

     

        *   *
     
    「男性」+「中性」の単語、有り。例えば Ersatzteil、他にもあるでしょう。
    「女性}+「中性}の単語、有り。例えば E-Mail、他にもあるでしょう。


    ところで、次に考えられる組み合わせ、
    つまり「男性」でもあるし 「女性」でもありえる、
    そんなドイツ語名詞もあるのでしょうか。

    「男性」+「女性」の単語、有り?

    男女の両性を擁したドイツ語名詞?

    ある?

    ない?

    どうでもよい?


    人間世界でいわゆる性転換という現象が見られるように、
    それを反映してか、
    ドイツ語名詞性別にも”両性”現象が広がるようになったのだろうか。

    でも男女の”両性”を有したドイツ語名詞(意味は同じ)はまだ出現していない?
    というか、私はまだ知らないからここで取り上げることはできない、
    と付記しておきます。


    See と綴るドイツ語単語があります。
    der See という男性名詞があります。 
    die See という女性名詞もあります。

    See という単語には男女の”両性”がある、と言えるでしょうか!?

    男性名詞としての”意味”は、女性名詞としての”意味”とは同じではありません!
    der See (英語の lake)
    die See (英語の sea or ocean)

    故に両性(この場合、男性と女性)を有したドイツ語名詞とは言えません。
    いわゆるドイツ語の同音異義語とも言えません、でしょう? 

    → →
    敢えて言うならば、「異性同音語」とでも称せましょうか。
    または「同音異性語」でしょうか、順序を入れ替えただけですが。

    定冠詞(または不定冠詞)付きで一性、別々のドイツ語名詞と捉えるべき例と考えます。
    いつも応援ありがとうございます。
    ↓ どうぞお帰り前にワンクリック
     
    にほんブログ村 外国語ブログ ドイツ語へ
    にほんブログ村
    「人気blogランキング」へも 毎度ありがとう!(#^ー゚)v 
    Danke schön!♪
     
    スポンサーリンク

    posted by witzler at 17:27 | ウィーン ☔ | ドイツ語文法 + その他についての小話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする