本日、2022年8月25日、いつものごとくオンラインの新聞記事をつらつらと眺めていたら、暫く振りに懐かしい、ロシアの大統領のお友達らしい、オーストリアの前外相についての記事が目に止まってしまいました。
彼女は今、どこにいるのか。個人的には特に関心があるわけではありません。が、知っていました。
オーストリアのメディアは何をかを記事にしようとしてオーストリアの有名人の一挙手一投足を虎視眈々と狙っているかのように私には思えてしまうのは、私だけのおもいでしょうか。
オーストリア人の消息をいつも知ろうとしているかのように、オーストリアのメディアはオーストリアの有名人に焦点を合わせているかのように思えます。一番有名なというのか、よくオーストリアメディアに登場するのが、あの筋肉盛り盛りのアーノルド・シュヴァルツネッガーでしょうか。その成功物語はオーストリアの誇りと捉えられているかのように見えます。他にも有名なオーストリア人の活動ぶりはメディアではよく取り上げられています。
もっともこれは別にオーストリアに限ったことではないでしょうが。ドイツのメディアではドイツの有名人ついてその動向を色々と書いているをちょくちょく見ます。見る序に読まされてしまいます、というのか読んでしまっている自分がそこにいます。
日本のメディアはどうでしょうか。私は殆ど日本の動向については読むこともありませんが、日本国内外、有名か有名でないかは別にしても、日本人の活躍ぶり等は報道されていることでしょうね。スキャンダルを好む人もいるのかもしれませんね。そんな要求に答えるかのようにこれでもかこれでもかと日本のメディアもスキャンダル暴露記事を書きまくっているかのような印象をわたしは抱きました。
有名人とは個人的には直接関係はないのに、密かにというのか、その動向に関心を惹かれているのか、そんな人の記事をみると読もうとしている自分がいる。読みたくてその記事を探していたわけではありませんが、目の前に出てくるから目にするしかない。直ぐに別のページへと移って行けば良いのに知らぬ間に留まってしまっている。これはどういうことなのか。
そうそう、ついつい忘れそうになってしまいました。
オーストリアの前女性外相のことでした。
彼女は何年か前、新聞報道によると、結婚したのですが、ってどうしてこんなことまで私は知っているのでしょうか、
と疑問を抱く人もいらっしゃるかもしれませんが、それはわたしに強い関心があったからです、よ、とは言えません。
たまたま、結婚したのでしょう、と言えるかもしれませんが、
その際、彼女はあのロシアの大統領のプーチンを自分の結婚式に招待したのですよ。これが大抵の人たちにとっては驚きであったらしいのです。
プーチンはオーストリアに呼ばれたのでやってきました。それともオーストリアを(外交的に?)代表するとされる彼女に呼ばれたのでやってきたのでしょうか。
結婚式の場、他の招待客の見守る中、プーチン大統領が小さな花束を手にして彼女に手渡そうとしている写真を見ました。それから今度は彼女がプーチンの前にちょこっと膝まずいてダンスのお相手を乞いている写真も見ました。お二人はご一緒にしばらくは踊ったのでしょうか。
当時のオーストリア女性外相の姿勢がオーストリアのメディア界では大きなセンセーションを起こしたらしい。まるでオーストリア国がロシアの大統領の手玉にされたかのような印象を多くの人たちは持ったのでしょうか。
彼女の屈辱的な姿勢が批判の的になっていたことが思い出されます。