語尾が" a" のドイツ語名詞、それがなにあ


ドイツ語の辞書を紐解くと、
普通ドイツ語のアルファベット順に単語が並べられていますよね。
A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K.L,M,N,O,P,Q,R,S,T,U,V,W,X,Y,Z

手元の独独辞書を手に持って、その厚さを眺めてみると、
独逸語の単語で一番多いのはアルファベットS で始まる単語のようです。
そして、A で始める単語、それから B で始まる単語も続いて多いようです。


  *   *

私の手元にある新現代独和辞典独独辞典もドイツ語のアルファベット順に単語が列挙されまくっていますね。
この独独には名詞が冠詞付でエントリーされています。

ドイツ語の単語が最初のアルファベットである a から始まっている単語、
 b から始まっている単語、
 c から始まっている単語、
 d から始まっている単語、
  
   以下、省略

 z から始まっている単語という具合に辞書は編纂されていますね。

 ドイツ語単語語頭のアルファベット順となっています。
 


 
    *   *

ドイツ語単語の語尾をアルファベット順に並べたドイツ語辞書はあるのでしょうか。
多分、ないでしょうね。

ドイツ語単語の語尾に注目して、アルファベット順に並べてみるということです。
 
ドイツ語単語の語尾が先ずは ”a ” で終わっている単語を探し出すのです。
語尾が ”a ” になっているドイツ語単語ってあると思いますか。

  あるかないか?

  あるのです!

今までに探し出せた単語を下記します。
たくさんあるような気配がします。
確かなことはまだ知りませんが、以下、途中経過報告です。


男性名詞+語尾 "a" (6)


der Ayurveda
der Pyjama
der Salsa
der Samba
der Opa
der Uropa




女性名詞+語尾 "a" (132)


die Algebra
die Alfalfa
die Angina
die Antiqua
die Arena
die Aorta
die Aula
die Aura
die Basilika
die Boa
die Bosna
die Budda
die Candela
die Causa
die Cha-Cha-Cha
die Charisma
die Chia
die Cholera
die CIA
die Cobra
die Coca-Cola
die Conga
die Da/da
die Dalai-Lama
die Darmflora
die Diaspra
die Dilemma
die Diva
die Dogma
die Domina
die Drama
die Firma
die Hakama
die Hiragana
die Insignia
die Ja/ja
die Jehova
die Junta
die Jura
die Kamera
die Kita
die Koala
die Kobra
die Koma
die Komma
die Kurkuma
die Lama
die Lambada
die Lametta
die Loggia
die Madonna
die Maffia
die Magma
die Malaria
die Mama
die Mantra
die Matura
die Mensa
die Minerva
die Mitra
die Mokka
die Mussaka
die Na/na
die Nutria
die Okarina
die Oma
die Omega
die Paella
die Pagina
die Pampa
die Panorama
die Papa
die Paprika
die Paranoia
die Pasta
die Patina
die Pizza
die Pizzaria
die Plasma
die Plazenta
die Polenta
die Polka
die Prisma
die Probiotika
die Prokura
die Propaganda
die Prosa
die Prostata
die Puma
die Quadriga
die Razzia
die Reha
die Retina
die Rheuma
die Richterskala
die Rucola
die Sauna
die Scharia
die Sherpa
die Siesta
die Sigma
die Skala
die Soda
die Soja
die Sonata
die Sperma
die Stigma
die Saga
die Schema
die Taiga
die Tanga
die Tantra
die Tempera
die Tequila
die Terrakotta
die Toccata
die Tombola
die Trauma
die Trema
die Troika
die Tuba
die Urea
die Uroma
die Uropa
die Veda
die Vendetta
die Vagina
die Vulva
die Veranda
die Viagra
die Wikipedia




中性名詞+語尾 "a" (16)


das Abrakadabra
das Alpaka
das Alpha
das Alpha
das Antibiotika
das Aroma
das Asthma
das Dia
das Domina
das Hiragana
das Klima
das Marihuana
das Rheuma
das Sofa
das Thema
das Yoga
das Zebra
das Zumba



こうしてみると、
一応、ba, ca, da, ea, fa, ga, ha, ia, ja, ka, ma, na, pa, ra, sa, ta, va 
といった風に殆ど子音付の語尾 ”a”になっていることが了解できますよね。
まあ、ma が一番多いみたいですね。
  
語尾が ”a” で終わる名詞の、ドイツ語文法上の性別はどうなっているか、
何らかの規則性を見い出せると思いますか。



世界の地名+ "a" (33)

Adria
Afrika
Alabama
Alaska
Amerika
Ankara
Asia
Barcelona
Bermuda
Canberra
China
Doha
Europa
Fujiyama
Havanna
Hiroshima
Jakarta
Jamaika
Java
Kanada
Kuba
Lima
Mallorca
Riga
Roma
Sahara
Sofia
USA
Vienna
Wolga
Yokohama




西洋女性の名前 + " a " (60)

Agatha
Andrea
Angela
Angelika
Anita
Anna
Antonia
Barbara
Bianca
Camilla
Chiara
Christa
Danja
Desdemona
Dorothea
Edda
Elena
Elsa
Emma
Erika
Eva
Helga
Irma
Isabella
Ivanka
Julia
Katia
Klara
Klarisa
Lana
Lissa
Lucia
Maria
Martina
Melania
Mona
Monika
Nathania
Nina
Petra
Rebecca
Regina
Ricarda
Rita
Rosanna
Sandra
Sara
Sarina
Saskia
Severina
Sonja
Sophia
Thamara
Theresia
Vera
Veronika
Viktoria
Zaezilia



以上、国名やら地名やら人名までもちょっと含めてみました。
国名や地名や人名にドイツ語の冠詞(定冠詞や不定冠詞)が付くことは有り得ると思いますか。



*   *

さてさて、ドイツ語単語の語尾になぜかやたらと関心を寄せている私なのですが、
何かあるのだろうかとか感じられた方はいらっしゃいますか。

 何かあるのでしょう。
 あるようなのです。

 その何かとは何でしょう!?

"a" で終わる単語は 殆ど「女性名詞」でしょう?

もちろん、例外もあります。

「中性名詞」はあると思いますか。
どれだか当てられますか、それとも最初からもう分かっている?

ドイツ語の単語と仲良くするのです。
仲良くすればするほど理解度ももっと早まり深まると思えてくるのです。
語彙も増えていることでしょう。
posted by witzler at 02:12
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Wanderung und "Vergessen?"

その日、2021年10月3日、日曜日、オーストリアは一日中、天気が良かった。
良かった、とっても良かった。

オーストリアはオーバーエストライヒ州の北部へと車で一時間強、久しぶりにドライブした。
初めての場所へとナビを使ってのドライブであったが、
目的地へと近づくに従って、ナビがナビらしくなってしまったナビ。

ありもしない道へとここから200メートル先で左折せよ、とかアナウンスを繰り返してくる。
そんな道は前方どこにも見えない。でも、左折せよ、としつこい。左折せよ!
うるさい!黙れ! とは叫ばなかったが、アナウンスを無視して直進。


ナビは100%信じては危ないと判明、認識を新たにした。どうしてこんなことが起こるのだろうか。
天上の人工衛星たちが地上の我が車の居所を正確に突き止められなくなってしまったのだろうか。



           *   *

Wanderung  の前に食事をするということ、つまり昼食を取るのは余り好まない、なぜなら血液循環のため食後眠たくなる、でも仕方がない。この機会を逃したら腹を空かしながら2時間半ほど歩き続けることになってしまう。

今日、日曜日、その地では唯一オープンしているというレストランにまずは寄って行く。
レストラン前の無料j駐車場には結構な数の車が既に肩を並べていた。

ここで昼食を取るという地元の人たちだけでなく、この近辺をWanderungするために色々なところからやってきた車も見える。
ナンバープレートを見ながらそう思っていた。

ここは無料駐車場というサインが立て掛けてあったが、ドイツ語だけではなく、フランス語やらイタリア語、そしてもう一つは知らない言葉で「歓迎!」と記されていた。

レストランの前の庭には木陰もたくさんある、そしてテーブルも椅子もたくさん出ている。
空いているテーブルに腰掛けようとしたらウェイトレスさんにここは予約済みですと告げられてしまった。
よくよく見れば、予約済カードがそれとなくテーブルには置かれていた。

予約されていないテーブル、木陰ではなく、太陽に照らされている、すぐ側の二人(または四人)用のテーブルを直ぐに見つけ腰掛けた。

ウェイトレスさんがやってきて注文取り。

まずは何を飲みますか、と聞いてきた。

私はどこのレストランへと行ったとしてもいつも水道水を注文する。
ここにだって水道水はあるに決まっている筈。

その若いウェイトレスさん、このレストラン経営者の家族に属する娘さんだろうか。
鼻の脇に小さな黒い鍵っぽいものが取り付けられている。ファッションだろうか?
まあ、それはどうでも良い事だったが。

「水は大きのですか、小さいのですか、」と聞いてきた。

「我が胃はそんなに大きくはないので、小さいのをお願いします、bitte 」と頼んだ。
娘さん、にやりたくなるのを堪えていた風であった。


次はメインの料理の注文。テーブルにはメニューは置いてなかった。
が、近くの別のテーブルには置いてあったメニューを即座に持って来てくれた。


今日、日曜日専用のメニューということだ。
一枚ピラピラの白紙にコンピュータとプリンターを使って作成したもの。
それとなく分かる。

メニューを目にする。さて、私の目は最初、何に行くのか。値段だ。
何の料理が提供されているのか、料理が先ではなく、値段が先だ、少なくとも私の場合。

上から下までリストをさあーっと目を通す。「高い!」と思わず口には出さずも思ってしまった。
そして我が奥さんには囁くような声でそれを告げた。

実はウェイトレスさんがまだ私の背後に立っていた。
注文を直ぐにも取るためだったのかもしれない。
まあ、高いものは高いのだから、と私のコメントは彼女の耳にも達したかもしれないが、関係ない、そのままメニューの研究を仔細に続けていた。

どれもこれもと安い料理が提供されているのではない。
価格を見ただけでも分かる。高めに設定されているは日を見るよりも明らか。

どれにしようか、とちょっと戸惑っていたが、メニューの中でも一番安い、羊のチーズ入りのサラダ一皿を私としては注文することに決めた。

こんな料理が10ユーロ近くもするとはちょっと、、と文句も言いたくもなるが、選択肢は実に制限されたものでしかなかった。
相撲取りが限られたリングの中で相撲を取るのとは違うが、制限されていることに変わりはなかった。

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posted by witzler at 22:59
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