グリム、「ブレーメンの音楽隊」の現代版?

ブレーメンの音楽隊のメルヘン、ドイツ語で読めるようになっています。
昔はドイツ語が読めなかったから、または読む機械機会がなかったから、
日本語の翻訳で読みました、という方もいらっしゃるかと思います。

わたしに限ってはそんな話があるらしいということを耳にしただけで、
実際にそんな話を読んだかどうか、記憶にありません。


ドイツの有名人たちが子供の頃に読んだグリムの童話、それぞれが読んだ時の思い出等を
綴りながらも、読者と一緒にもう一度読んでみようと編集されたそんなメルヘン集を読んでいるところです。
ドイツ語は優しいから読めるという錯覚を大いに齎してくれます。子供に向けた? いや、大人にも向けている
そんな編集になっているようです。


ブレーメンの音楽師たち、すなわち合計4匹の動物たちで構成されたバンドはブレーメンへと目指して進んで行くのでした。
そこではブレーメン市当局が「ブレーメン市はミュージックバンドを募集中」と広告を出していたそうな。

そこでいわゆる色々な動物がメンバーになっているいわゆるあの「ブレーメンの音楽隊」、
つまりミュージックバンドはブレーメンでのミュージックバンド募集に応募することになったそうな。



過去、もう30年前以上、
ブレーメンを訪れて市役所の脇に設置されている動物たち(銅像になってしまっていました!)の存在を確認したことが思い出されます。

それは扠置き、このブレーメンの音楽師のメルヘン、昔なつかしの「ブレーメンの音楽隊」をドイツ語で読み進んでいったら、
どうも調子が変だと読み取れるのでした。


たとえば、森の中の小屋から動物たちに追い出されてしまった盗賊たちの一人はもう一度、
小屋へと戻って行かなければならない、と言う。なぜか、ハンディーを置き忘れて来てしまったからだ、と。

そんな件を読んだ時、ちょっとこれ、変だ、と感じた次第でした。

でも若干脚色されたメルヘンも話の流れも知っているので頭の中で比較しながら読むと面白い。

話の最後ではブレーメンの動物ミュージックバンドもブレーメン市の募集に応募して、
実際にパフォーマンスしたのでしょうが、別のバンドが同市から採用されたとのこと。
posted by witzler at 21:13
いつも応援ありがとうございます。
↓ どうぞお帰り前にワンクリックを! Vielen Dank!
 
「人気blogランキング」へも 毎度ありがとう!(#^ー゚)v 
Danke schön!♪
スポンサーリンク

ドイツ語前置詞の über についてちょっと


Über, Über, Über, Über, Über, Über,Über, Über, Über, ...................

このドイツ語、この前置詞を見て、何をかを想像しますか。
何か思い出しますか。何~んにも、ですか。
まあ、人それぞれでしょう、ね。

わたしはつい口から出そうになりましたが、
歌詞を全部知っているわけではありません。
ただその部分だけがまるで Ohrwurm の如く響いてくるのです。

誰が歌っていたか、ご存知ですか。

ヨーロッパに、私が飛んで来たのが1990年代の後半ですが、
それ以前からこの曲はドイツその他で大ヒットしていたとか。



当地オーストリアでラジオをつけっぱなしにしていました。
ドイツ語に耳を慣らすためでした。

バックグランドミュージックの如くに耳にしていました。
分かろうとは特に意志していませんでした。


特に毎時のドイツ語ニュースには意識的に耳を傾けていました。
分からないものは分からない。

何のニュースを報道しているのか、全体的には聞き取れない。
聞き取れるのは、または聞き取れたと思えた知っている単語が一つ、2つといった風でした。

それでも落胆せずに聞き流す毎日でした。
いつかは分かる日が来るだろうと自分に期待していました。




       *  *

この歌手がヒットを飛ばしていた当時わたしは何処にいたのだろうか。
日本だろうか、外国だろうか、どっちにせよ、日本では聞いたことがない。


オーストリアの自宅では朝から晩までラジオはつけっぱなしにしていた。
ニュースを挟んでエンターテイメント風な番組やら音楽が流れている。

オーストリア人にも人気のある歌手の一人なのだろうか、

それともそのラジオ局の人達の好みなのだろうか、
この Über den Wolken は何度か耳にした覚えがある。

この曲が掛かるたびに、お~、またかかっている、
という印象を強く持ちました。
そういえば、オーストリアのラジオ局、
Don´t Worry, Be Happy も結構頻繁に流しているのか、Beeeee Happy!
何度も聞いているかの印象が耳に残っている。


歌手の声は安心して聞ける。

何か構えてしまうようなことはない。
バラード風で聞き流していられる。

そう、聞き流しているだけでした。
何を歌っているのは殆ど理解出来ないまま聞き流し続けていました。

要するにフィーリングですね。

 

             *  *


別に知らなくても別にこの世界が変わるわけでもありませんが、
ドイツ語を学んでいる、そしてときにドイツ語で歌っている
(または、歌っていた)人の曲が印象に残っている。

Über den Wolken,

曲のタイトルになっているし、歌詞の中にも出てきますね。
リフレインと言うのでしょうか。

因みに歌手名は Reinhard  Mey です。

この Mey はどう発音するのか、

メイでしょうか、マイでしょうか、ちょっと引っかかりますね。


Youtube にはご本人が歌っているビデオを簡単に見つけられるでしょう。

見つけるのは簡単ですが、何を歌っているのでしょうか、

その歌詞を聞き取るというのは如何でしょう。簡単ではないかも。
歌そのものは長く続くものでもないようですが。


聞き慣れた歌詞の一部は容易に聞き取れます!
聞き取れますから、書き下すことも用意できます。

そう、Über den Wolken  と歌っている触りは脳に記憶されていますから、
直ぐに蘇ってきます。

そこだけは自信を持って書き下すことができます。
歌手もそこだけでも強調するかのように歌っているようです。


で、今回は自分にチャレンジさせました。
全歌詞を書き下してみてはどうだろうか、と。
もちろんカンニングは許さない。

自分の耳で聞いてみて、聞き取れたところを書き下してみる。
一度で全部が聞き取れるとは思えない、残念ながら。

歌手がだれであろうと、英語やドイツ語であろうと、条件が揃っていないと、
聞き取って書き下すことは無駄な試みかもしれません。

長い間、外国語と付き合ってきて、どれだけ習得できてきたのか、
一つの確認テストを自分に課しみても悪くはないと思えたのです。


今までは聞いているだけという、いわば消極的なスタンスを取り続けていましたが、
今回、積極的なスタンスに切り替えてみる。

何を歌っているのか、切を付けてみよう。
ドイツ語の歌詞を聞き書き下してみよう。

そして出来れば、いや、出来る筈だ、と自分に言い聞かせる、一緒に歌っても良いのではなかろうか。
それを二重唱というのではなかったか。

ドイツ語習得に一つの楽しみを加えることも出来るのではないか。
聞きながらグッド・フィーリングを感じるだけでなく、
更にその先へと歌手と一緒に歌えるようになっていればそれだけ楽しみは増えるに違いない。







*   *

結果報告

いくつかある音楽ビデオの一つを選んだ。
空を飛ぶ飛行機の画像が見られる。
本人がギターを持って歌っている画像ではない。
歌う声だけが聞ける。

語るかのように歌っている。
でもその語り様がちょっと早すぎる。

繰り返しが、つまり同じ文句、歌詞が聞き取れる。
繰り返されているということは分かる。

いくつか知っているドイツ語単語がいくつか聞き取れる。
聞き取れるのは知っているからだろうか、それともどうなのか。

わたしが知らない単語を使って歌っているのか、
そうかも知れない。



ヘッドフォーンで聞いている。
大きなトーンにして聞けばもっとはっきりと聞き取れるかも。

聞き取りは一回だけでは難しいと感じた。

それでは何回聞き取りを繰り返せば本当に聞き取れるのか。

一応、語るように、喋るように歌っているので、そんなに難しいとは思われない。
でも、聞き取りは難しもんだと感じてしまうのはわたしの為せない技か。




もう一度聞いてみよう。

Über den Wolken muss die Freiheit so wohl grenzenlos sein. と歌っているのだろうか!?


想像するに、飛行機に乗って雲の上を飛んでいる時の気持ち、思いを綴っているかのよう。




もう一度聞いてみよう。


何度聞いても聞き取れないところが出てくる。どうしてだろうか。
聞き取れないということの意味。

耳が悪いからか!?

集中力に欠かているからか!?






ちょっと疲れた、笑。


休憩。





        *  *


今日の午前中、わがパートナーが地元の屋外プールへと水泳に行くというので、パロディー風に唱って見送った。

Übers Wasser im Swimmbad muss die Freiheit wohl grenzenlos sein. ♪
Es soll wegen Coronavirus wenig schwimmende Leute geben.



* *

Darf man bei Rot über die Ampel gehen, wenn kein Auto in Sicht ist?

über die Ampel とここで最後のダメ押し、über についてのコメントをしておきますが、この前置詞を文字通りに解釈すると
ナンノコッチャとなりませんか、そんなスーパーマンもいるのか,交差点には登場することがあるのだろうか、と。

Über den Wolken, über den Wolken,

Über die Ampel
posted by witzler at 23:46
いつも応援ありがとうございます。
↓ どうぞお帰り前にワンクリックを! Vielen Dank!
 
「人気blogランキング」へも 毎度ありがとう!(#^ー゚)v 
Danke schön!♪
スポンサーリンク