街中のドイツ語(その一): BEI ROT ................
ある街中で変なというのか、面白いというのか、考えさせられるというのか、
とにかく目の惹くドイツ語を見つけてしまった。
ご紹介したい。どこの街からだろうか、と思われますか。
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
これを見たとき、わたしはちょっと天の邪鬼風に反応してしまいました。
BEI ROT
GEHEN
VERBOTEN
まず最初に思ったこと、
それはなぜこんな文句がこんなところに出してあるのだろうか。
誰かが文句を言ったからだろうか。
どんな文句をいったのだろう?
赤なのに歩いて行く人が余りにもたくさんいるから?
そうかもしれない。
歩いて行くのは禁止だ、ととても強い調子で、
つまり大文字でデカデカと記されている!
とはいうものの声高に叫んではいないようだ。
なぜなら文句の最後に ! とは記されていないから。
拡声器から禁止だ禁止だとガンガン流されているわけでもない。
実に静かだった。ただ通過してゆく車の音は時々耳に入ってくる。
それでも結構インパクトのある文句だ。
歩いてゆくのは禁止だ、というなら、
走ってゆくのは?
禁止ではない?
そういうことだろう。
だから早く走って行けば良いのだ。
赤だからとて皆で一緒に、または一人で、誰も見ていないので、走って行けば禁止ではない、
と解釈されるのだ!?(ウソっぽい、笑)
小さな親切は大きな迷惑だ!?