ドイツ語にも同音異義語がある!? See?
つづき ↓
Langbathseen 湖畔の Wanderung
2015年8月22日(土)には知り合いのカップル2組と一緒に、
オーストリアはザルツカンマーグートの Langbathseen
(Vordere Langbathsee+Hintere Langbathsee)湖畔をWanderung。
までは各組がドライブ、正午過ぎ、
Vordere Langbathsee への入り口前の無料駐車場で落ち合うことにした。
やっと到着してみれば駐車場はほぼ満杯。
どこにいるのだろう、もう到着しているのかな。
うす曇で何となく肌寒い。
今日は太陽が出る予報ではなかったのか。
駐車中のたくさんの車の屋根の海の中から、
片手がそして呼ぶ声がこちらの方に向けて上がった。
先ずは皆一緒に出発。
Hintere Langbathsee までだ。
そういえば、この道はいつか来た道、
ああ、そうだよ、2度、3度とやって来たことがある!
それにしても、このちょっと長い緩い砂利の上り坂、いつまで続くのやら、、、。
そして下りの帰り道、足裏を痛めながら出発点の駐車場に戻って来た。
そんな思い出が脳裏に刻まれたまま残っている。

どのくらい歩き続けただろうか、30分?
Hintere Langbathsee の入り口前に到着。
前以て予約してあったかのように、
風化して湿り気をたっぷりと含んだ古びた木造テーブルが木陰で静かに待機していた。
ベンチ(ドイツ語でdie Bank)もしっかりと括りつけてあるテーブルセットだ。
尻が湿ってこないように持参のシートをベンチに敷いた。
大人4人が横一列に肩幅が触れ合うように腰掛ける。
テーブルを挟んで反対側のベンチにも一列に腰掛けている。
その人たちの顔がこちら側の顔とぶつかりそうになるのを
意識して近づけないようにしている。
各組は持参のお弁当やらドリンクやらをテーブルの上、所狭し、と並べる。
まずは腹ごしらえ。
この場所 Langbathseen は結構人気があり、
気楽に自然を楽しむことができる。
家族連れやらお年寄りのカップルやら女性二人連れやらと
いろいろな組み合わせが確認できた。
日本だったらどこへ行ったとしても人、また人で
まるで人を見に来るために行楽地にやってきている
そんなような気分になってしまうでしょう。
オーストリアではそんな風には全然ならないのが幸いですよね、
などと日本の男達はお互いに顔を見合わせながら感想を述べ合っていた。
昼過ぎからは太陽も出てきて、
まだまだ夏は終っていないと確認させようとしているかのような按配だった。
太陽よ、待っていましたと言わんばかりに
午後3時過ぎころからは結構な人たちが繰り出してきた。
湖畔サイクリングをする人、
上半身裸でジョギングに精を出している
まだまだ若いのだと褐色に日焼けした上半身を誇示しているかのような
気持ちも体力もまだ若い者に負けんといった白髪男性を見てはちょっと驚いた。
マウンテンバイクで湖畔巡りをする人たちも多い。
我々のように歩いて森林浴をする人たち、
ついでに湖畔の景色もわたしは満喫する、
水浴をする人、日光浴をする人たち。
目の前の渚には細身の若い女性が平べったいボード上の立ったまま!
バランスを取りながら、湖上、
ロール一本だけで水を掻いている。沖合へと進んでゆく。
突風でも吹いたらどうなるのだろう、といらぬ心配をしている。
最近流行り出した新種のスポーツのようだ。
ねえ、ドイツ語で何と言うスポーツだろうか、知っている?
舌先まで出掛かっているのに、つい度忘れしまったのか、
それともこの単語に接する機会がまだ少ないからなのか、
自分とは関係ないからなのか、
覚え切れていない。周りの人たちも答えられない。
家に帰ったら調べて見よう。